Something Blue (A Wedding Portrait)
2013-11-23
Artists' Night at HANASHO with Mixed Artists X'mas Exhibition オープニング・パーティ「14人の作家が集うクリスマス展覧会」
Good Morning.
It's nearly the Christmas season!
I'll invite you to the Artists' Night at HANASHO with Mixed Artists X'mas Exhibition.
The date is 5th December 2013 Thu 6:30pm to 8:30.
The exhibition is open from 2nd to 31st December 2013.
I'll join and show you some of my paintings from "Paintings in the Attic" at HANASHO http://hanasho.com.au/.
Please come up and join us!
おはようございます。
早いもので、もうクリスマスシーズンですね。
さて、今日は 展覧会の告知です。
ぼくも 今回参加する「14人の作家が集うクリスマス展覧会」のオープニング・パーティが、ウエストエンドにある HANASHO http://hanasho.com.au/ で開催されます。
日時は、2013年 12月 5日(木)6:30pm 〜 8:30pm です。
展覧会の開催日程は、2013年 12月 2日(月)〜 31日(火)。
今回 展示させていただくのは、最近のこのブログでご紹介した、『お蔵入りの絵』シリーズの中から。
個人的に 思いの詰まったコレクションの蔵出しをいたします。
ぜひ お時間がありましたら、パーティにもいらっしゃって下さい。
お待ちしています。
2013年 11月 23日(土)
2013-11-22
A Portrait whose Technique is Precise with Pencils - Adding Colour 鉛筆細密画 / 細密手法の肖像画 着彩
Good morning.
Here is art in the making of the portrait.
I took a digital print from the pencil drawing onto the same watercolour paper.
Then, I painted it with watercolour paint.
I wanted to save my pencil drawing, so now I have 2 pictures of this three sisters portrait.
Which do you prefer full-colour or black&white?
おはようございます。
先週 ご紹介した、鉛筆画の色づけの過程をご覧に入れます。
鉛筆画を元に、同じ水彩画紙へ デジタル・プリントを刷ります。
それに 透明水彩絵の具で着色をしていきます。
デジタル・プリントは耐水性のインクですので、その上から水彩を施しても大丈夫です。
鉛筆画は そのまま残しておきたかったので、結局、カラーとモノクロの2枚の絵が 出来上がりました。
どちらが、お好みでしょうか?
2013年 11月 22日(金)
2013-11-21
Landscapes in the Attic 5 お蔵入りの風景画 5
Good morning!
This is the last art work from "Paintings in the Attic" series.
This is Treasury Casino in Brisbane.
I draw this with a drawing pen and this is one-take drawing style.
Starting with a pen directly to the paper and without using any draft line, pencil for example.
This is also a good training for you.
I've been self-taught with a very unique book the title is "Rendering in Pen and Ink" for a long time.
This book was written by Arthur Guptill in 1976.
I have a book which published 1979 in Japan.
This is one of my drawing bible.
It's also show me the different approaches between Western and Eastern way of drawing.
If you love to draw, this book is more than worth for you. I strongly recommend.
http://www.amazon.co.jp/Rendering-Pen-Ink-Techniques-Illustrators/dp/0823045293/ref=sr_1_2?ie=UTF8&qid=1384979611&sr=8-2&keywords=Rendering+in+Pen+and+Ink
おはようございます。
今日で、”お蔵入り” シリーズは最終回です。
このペン画は、以前 ぼくが水彩画でご紹介した、ブリスベンにあるトレジャリー・カジノです。
表現の仕方が全く違いますよね。http://gatashan48.blogspot.com.au/2013/09/treasury-casino.html
方法は違っても、描く心意気は全く同じです。
白紙の画用紙に ペンで直接描き始めるので、全くの一発勝負です。
わざと鉛筆などでのガイドラインや下描きは行いません。
集中力を養うためです。
(ただし、ペンで基準点を打つ方法は使っています。この方法については、改めてまたの機会にご紹介します。)
ぼくは、長い間 あるユニークな本を参考に 独学で学んできました。
その本というのは、A. L. グプティル 著 『ペンで描く』です。
オリジナルは1976年に出版されましたが、ぼくが購入したのは、1979年にマール社から出版された 翻訳版です。
この本は ぼくにとって、本当に大切なドローイング・バイブルのひとつです。
この本から、東洋と西洋の描線についてのアプローチの違いも よく分かるようになりました。
現在も出版されています。http://www.amazon.co.jp/ペンで描く―スケッチから細密描写まで-A-L-グプティル/dp/4837301118
描線での表現を学ぼうと思っている方には、想像以上の価値があります。
本当にお勧めしたい一冊です。〔別に、紹介料をもらったりしているわけではありませんよ(笑)。〕
それでは、今日も楽しい一日を!
2013年 11月 21日(木)
2013-11-20
Landscapes in the Attic 4 お蔵入りの風景画 4
Good morning.
This one is Japanese landscape.
I started this quick sketch about 12 years ago.
I bought a book about this style. It was written by Makoto Nagasawa.
He taught me how to describe the world with a drawing pen.
I appreciated how he inspired me and he added a fresh point of view in my art.
Acoustic Drawings never happened to me without him.
This is his official website. He can sketch even a flying birds!
http://www.makoart.com/
おはようございます。
これは、日本の風景画です。
海外の風景も魅力的ですが ぼくも国民のひとりですから、こういう風景には やっぱりほっとします。
ぼくは、大体12年ほど前に このクイック・スケッチを始めました。
きっかけは、書店で見かけた 永沢まこと 氏の本を購入したことです。
永沢さんは、ペン1本でどうしたらこの世界を表現できるのかを、ぼくに教えてくれました。
絵を描くぼくに 新鮮な視点を示してくれて、どんなに力を与えてくれたか 感謝しきれないくらいです。
ぼくの名付けたこのアコースティック・ドローイングも、永沢さんなしには生まれませんでした。
こちらは、永沢まこと さんのオフィシャルサイトです。
彼は、飛んでいる鳥でも画面に捉えることができるんです。
http://www.makoart.com/
2013年 11月 20日(水)
2013-11-19
Landscapes in the Attic 3 お蔵入りの風景画 3
What a another beautiful summer morning, today!
In late January 2004, I traveled to China for the first time with my wife and her friend.
It was new years season, and we stayed our Chinese friend's house in Tianjin.
Her Mum and Dad gave us a warm welcome, they spent a lot of time to help us and made us happy.
I remember they took us to a huge seafood restaurant one day and all the waiters and waitresses were working with roller skates!
The cuisine was so good and they entertained us with a solo-violin live music.
It was a wonderful experience and we appreciated to the parents of our Chinese friend.
The climate was so freezing, so I need to buy long underwear suits straight away.
One day, we went to the Great Wall of China by a sightseeing bus.
I got a water bottle with me and I spent about 2 hours walking on the great wall.
I felt thirsty and when I was about to drink my water, it was all frozen!
We also went to Beijing and saw a lot of places like Tiananmen square, the Forbidden City, Hutong area and more.
This painting is a part of the Forbidden City, I don't know the name of this particular building though.
I painted my wife and two friends together in the picture.
I have lots of other episodes in this travel, but I'll talk to you another time.
今日も素晴らしい夏の朝になりました!
昨日の夕方からまた一時的に雷雨に見舞われましたが、先週ほどひどくはありませんでした。しかし、雲の移り変わりの美しさは この季節ならではだと感じます。
今回は、中国のスケッチをご紹介します。
2004年の旧暦のお正月に、中国へ初めて行きました。
妻が当時勤めていた会社の同僚のお二方と一緒に 計4名で出掛けました。
同僚のお一人が 天津出身の中国の方で、彼女の里帰りにいわば ついて行った訳ですね。
彼女のご両親のお宅にあたたかく迎えていただき、そして大変お世話になりました。
ご両親には ぼくたちを様々な場所へ連れ出していただいたり、中国の新年(爆竹が凄かった!)を共に楽しく過ごさせていただいたりして、とても感謝しています。
大きな海鮮レストランにお招きいただいた時のことは とてもよく憶えていますが、信じられないくらいの規模のレストランで、ほとんどが会食用の個室になっていて レストランの従業員の皆さんは、何と皆ローラースケートを履いて料理を運んでいました。
料理の味も素晴らしく、バイオリンの生演奏なども特別に頼んで下さったりして、大変なおもてなしをいただきました。
信じられないくらい寒い気候だったので、あちらではラクダの股引をすぐに買いました。
万里の長城へ行った時ですが、2時間くらい長城の周辺を歩き回った後、喉が渇いて持参していたペットボトルの水を飲もうとしたら、全部カチカチに凍ってしまっていました。
北京では、天安門広場や紫禁城、そして胡同の街並みも観てまわりました。
書店で、胡同の写真集を買おうと思い 店員さんに説明しましたが、全く意味が通じず、筆談をしてやっと分かってもらうことが出来ました。中国語の発音はとても難しいですね。
印章の専門店が並ぶ瑠璃廠(るりしょう)では、ぼくが今 使用している完成画への捺印用の刻印も作ってもらいました。
この絵は、紫禁城の中にあった建物の一つです。建物の名前は分かりません。
3人が左手に見えますが、妻と友達お二方です。着ているもので寒さが想像できますよね。寒い割に、雪が全く無かったのはとても不思議に感じました。
とても書ききれないほど、もっとたくさんのエピソードがあるのですが、それはまたの機会にいたします。
2013年 11月 19日(火)
2013-11-18
Landscapes in the Attic 2 お蔵入りの風景画 2
Good morning.
In 2003, my wife and I went to the U.S. for the bride ceremony of our friends in Maryland.
After that, We traveled around Washington D.C., New York, then flied over to SanFrancisco, Lasvegas and Grand Canyon National Park.
It was a lovely experience.
This sketch is a scene from the Central Park in Manhattan, New York.
I took a lot of photos and this is my painting that I painted from the photo after coming back to home.
I remember we walked and walked around in the city and had a great day.
I wish you have a lovely day today!
I'll show you my painting of China tomorrow.
おはようございます。
2003年に 夫婦揃って友人の結婚式のために アメリカ合衆国のメリーランド州へ行きました。
丁度 いい機会だったので、足を伸ばして ワシントンD.C.やニューヨーク、それから 西海岸に飛んで サンフランシスコ、ラスベガス、グランドキャニオン国立公園など、各地を観て回りましたが、とても素晴らしい経験でした。
このスケッチは、ニューヨークにある セントラルパークからの眺めです。
旅行中は沢山の写真を撮りましたが、これは自宅に戻ってから 写真をもとに描いたものです。
大きい建物などが写った写真では、構図上 パースがつきすぎてあまり良くないので、やっぱり本当は 直接実物を観て描くのが一番です。
仕方がない場合も実際にありますから、そんな時は 湾曲した左右を修正して描くこともあります。
この絵は、強い三点透視がそのままになってしまいましたが、ご愛嬌。
しかし、マンハッタンの街をカメラを抱えて 歩きに歩きましたが、楽しくてとてもいい思い出になっています。
それでは、週明けの今日もはりきって参りましょう!
明日は、中国のスケッチを紹介します。
2013年 11月 18日(月)
2013-11-17
Landscapes in the Attic 1 お蔵入りの風景画 1
How are you doing on Sunday morning?
This is my first painting of landscape in Australia.
This is GC area, but I remember it's very close to the border of QLD and NSW.
My first impression of Australia is this beautiful ocean.
I also noticed the colour of the ocean is actually emerald green.
The weather is so hot, but not humid at all in the shade.
Time flies, it's been almost 10 years for me now!
おはようございます、ブリスベンは爽やかな日曜の朝です。
今日の絵は、ぼくが 初めてオーストラリアの風景を描いた水彩画です。
場所は ゴールド・コーストの周辺ですが、たしか クイーンズランドとニューサウスウェールズの州境あたりの海岸線だったと思います。
まさに この国の象徴ともいえる美しい海が広がっています。
海の色を良く観てみると、浅瀬になるほどエメラルドグリーンになっていきます。
とても暑い天候でしたが、日陰では 全く蒸し暑さを感じませんでした。
あれから あっという間にもう10年が経とうとしています。
時が経つのは 本当に早いものですねぇ。
2013年 11月 17日(日)
2013-11-16
Portraits in the Attic 4 お蔵入りの肖像画 4
How are you this morning?
This picture is another Chishu Ryu in the movie "An Autumn Afternoon".
This movie is the very last movie of Yasujiro Ozu in his career.
In "Tokyo Story"(1953), Ryu was only 49 years old.
He acted 70-year old role in the film. (It's surprising isn't it?)
In this "An Autumn Afternoon"(1962), he was 58 years old.
He acted a role of same generation in this movie.
This picture is much younger look than in his Tokyo Story's.
By the way, I like the way he salutes.
おはようございます、今朝はいかがお過ごしですか。
今回の絵は、また別の笠 智衆の肖像画ですが、これは『秋刀魚の味』からのワンシーンです。
小津作品としては 残念ながら、この映画が遺作となりました。
さて、昨日このグログで紹介した『東京物語』(1953) での笠さんは、実年齢では49歳でしたが、映画の中では70歳(!)を演じています。
しかし、この『秋刀魚の味』(1962) では、同年代の57歳を演じています。
実際に、この絵の方がずっと若く見えますよね。
このシーンは ぼくのお気に入りなのですが、いわゆる海軍式の敬礼ポーズを取りながら 軍艦マーチの曲にのって、出演者たちがコミカルに そして印象深く それぞれの役を演じています。
まだ『秋刀魚の味』をご覧になっていない方、とても素晴らしい映画ですので ぜひ一度ご鑑賞下さい。
さて 明日は、風景画をご紹介します。
2013年 11月 16日(土)
2013-11-15
Portraits in the Attic 3 お蔵入りの肖像画 3
Good morning.
We had a big storm and hail yesterday afternoon.
It was a terrible storm, but the cloud was slightly green and it was so beautiful.
This picture image is also from the movie "Tokyo Story".
I love this actor whose name is Chishu Ryu.
He grew up in the same area of Japan as I did.
おはようございます。
昨日の夕方、大きな嵐(雹まじりの強い雨)が ブリスベンを通過しました。
激しい嵐でしたが、直前のかすかに青緑を帯びた灰色の雲がとても美しく感じられました。
犬を連れて 娘と散歩中、この嵐に襲われたので、やむなくバス停で 何とか雨をしのぎましたが、空模様の急変といったら、それはそれは劇的な早さでした。
ある程度の予測はしていましたが、あれよあれよと言う間に土砂降りに遭い、失敗、失敗。
地元の人たちは この気候に慣れた人も多く、嵐の前には 雹から車のボディを守るための素早い動作を あちこちで見かけました。
さて、今日ご紹介する絵も『東京物語』からのシーンです。
日本の名優であった 笠 智衆 を描いてみました。
彼は、熊本県の出身で ぼくが幼い頃から「同郷の人」と聞かされていたので、昔からとても親しみ深く感じていました。
明日も、笠さんを描いた絵をご紹介しますね。
2013年 11月 15日(金)
2013-11-14
Portraits in the Attic 2 お蔵入りの肖像画 2
Hi, how are you today?
This painting is from the legend movie "Tokyo Story".
This movie's directed by my favorite director Yasujiro Ozu.
Every time I watch this movie, I can find something new point of view in our life.
今日は、日本映画からの肖像画をご覧に入れます。
大好きな、小津安二郎監督作品の『東京物語』 です。
もうしばらくで、ぼくも小津さんがこの映画を撮った年齢を迎えるのですが、とてもこのようなものの見方の境地には及びません。
これからも、人生の節目節目で この映画をずっと観つづけてきたいと思います。
2013年 11月 14日(木)
2013-11-13
Portraits in the Attic 1 お蔵入りの 肖像画 1
Hi there,
The other day, I found some paintings in the attic.
From today, I'll show you one each day.
This is a quick painting of Ingrid Bergman in the film "Casablanca".(http://en.wikipedia.org/wiki/Casablanca_%28film%29)
She reminds me of my Mum.
This is a one of the greatest movies of all time and I love it.
こんにちは。
前回の鉛筆肖像画から、着色する様子のUPをお待ちになるあいだ、ぼくの お蔵入りの絵を これから何点か日替わりで観ていただきます。
この素描は 、映画 ”カサブランカ”http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%82%B5%E3%83%96%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%AB_%28%E6%98%A0%E7%94%BB%29の中のイングリッド・バーグマンです。
彼女は何となくぼくの母親の雰囲気があるのです。
”カサブランカ”は、時代を越えて愛される偉大な映画のひとつですが、ぼくも大好きな1本です。
まだ、ご覧になっていない方は、機会があったらぜひどうぞ。
2013年 11月 13日(水)
2013-11-06
A Portrait whose Technique is Precise with Pencils 鉛筆細密画 / 細密手法の肖像画(11/7,9,12 追記)
Hi, It's been a long time since I updated this Art blog.
I've been very busy last few weeks.
This portrait is not finished yet, but I'm gonna show you this drawing comes in life with colour.
See you soon.
お久しぶりです。
長く更新できずにいた訳は、制作に少々時間がかかっていたからです。
現在 取り組んでいるのは ご覧の通りの肖像画ですが、大体 A2サイズに収まるように描いています。
久しぶりに鉛筆(9H~5B)を使って 細密画を楽しみました。
細密画は、ぼくのキャリアの原点になる手法です。
最初に描いたのは、10代半ばでしたから、かれこれ30年以上になります。
近年は全く描いていませんでしたが、今回いただいたお仕事を進めてゆくうちに 成り行きでそうしたくなり、細密画の手法への変更をしました。
今回は、さすがに ブログのタイトルのAcoustic Drawing(一発描き)とは 全く正反対のアプローチですが、この手法も僕にとっては大切な表現手段の一つです。
実を言うと、カラー作品を発注いただいたお客様には予定よりも少しお待たせしている状況です。
申し訳ありません。
そのお客様のご厚意により 普段はあまり公開しない肖像画の作品を、今回こうしてブログにUPさせていただくことになりました。 どうもありがとうございます。
次回は、水彩での着彩の様子をご覧に入れます。
それでは、一旦 失礼。
ところで、上、中、下の絵の違いがわかりますか?少しずつ加筆しています。
一応完成と言いつつも、細密画というのは なかなか終わりが見えないのです。
2013年 11月 7日(木)
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